予算・お金について

土地込み2000万円で建てる注文住宅の費用内訳

投稿日:2019年6月12日 更新日:

家を建てる時に必要なお金は、建物と土地の代金だけではありません。それ以外に「諸費用」と呼ばれるお金が必要になります。一般的に住宅購入費用の1割が費用として必要になると言われているため、2,000万円の住宅なら200万円程度の費用を準備しておく必要があります。では具体的にどのような費用がかかるのか、その内訳について確認しましょう。

土地購入に必要な費用

まずは建物を建てるための土地を準備する段階でお金が必要になります。土地の購入契約を行うときは、不動産会社に支払う仲介手数料や、印紙代、登録免許税などが必要になります。これらの金額は土地価格に対する税率で決まります。仮に600万円で土地を購入した場合は、合計で35万円前後が必要になる計算になります。また、土地を購入するときは手付金が必要です。土地の購入価格の10%ほどになるのが通例なので、600万円の土地なら60万円が必要になります。この手付金は最終的な土地代金から引かれるのですが、支払う段階ではまだ住宅ローン審査に通っていないため、現金で準備する必要がある点に注意が必要です。

建物を建てるために必要になる費用

建物を建てるための費用ももちろん必要になります。例えば登記費用や地鎮祭などの費用がこれに当たります。土地の登記に関してもそうですが、登記に関わる費用は登録免許税とは別に、司法書士に支払う報酬も費用として発生することになります。地鎮祭の費用は地域によって異なりますが、3~6万円前後が相場のようです。水道加入代なども必要で、建築工事費の4%は必要になります。また、注文住宅であれば建築士に設計を依頼することになり、建築工事費の10~15%を設計料として支払う必要があります。ただ、工務店や住宅メーカーを利用するなら、そこまで高額になることも少ないでしょう。この設計料は、銀行やローンの種類によっては住宅ローンの内訳に含められないことがあるので、自力で準備する必要が出てくる可能性があることを覚えておきましょう。注文住宅の場合は、市役所に確認申請をする必要があり、その手数料も発生します。

住宅ローン諸費用とは?

住宅ローンも審査に通りさえすれば加入できる訳ではありません。ローンを組むための費用が必要になるのです。住宅ローン関連で一番高額になるのがローン保証料です。これは連帯保証人の代わりに保証会社を利用する場合に必要になる費用で、保証会社に対して支払うことになります。融資時期に一括して支払う外枠方式と、保証料を金利に含めて支払っていく内枠方式があります。自己資金が少ない場合、内枠方式にしておけば一度に大きなお金が必要になることはありません。予算に合わせて相談してみましょう。この他に事務手数料が必要になることもあります。

住宅ローンを組むときは、火災保険に加入しなければならないことも覚えておきましょう。その昔、ローン契約時に火災保険に入る際は、長期契約を必ず結ばなければならず、数十万円の一括金が必要でした。しかし2015年に10年を超える長期契約が廃止されたため、現在は1年単位でも加入することができるようになっています。予算に余裕がないなら、少しずつ費用を支払っていく契約にするといいでしょう。

こんなお金が必要になるケースも

2000万円という限られた予算で家を建てる場合、思わぬ費用が必要になることがあります。そのうちの一つが塀やカーポートなどの外構です。基本的に、外構工事は専門の業者が行うことになります。ハウスメーカーから業者に相談してもらうことが多いですが、その場合自分で探す手間が省ける分割高になるケースが多いです。これはハウスメーカーの取り分である紹介手数料が上乗せされるからです。ただ自分で業者を探して契約を結ぶ場合、外構工事費用は住宅の工事請負契約書の見積に反映されず、住宅ローンで費用を賄えない可能性が出てきます。外構工事を含めて住宅ローンを組みたいと相談する、あるいは自己資金を用意するなど、外構工事のための費用も頭に入れておきましょう。

新居に置くための家具や家電の準備も行わなければなりません。エアコンなど設置工事が必要な家具もあるため、そのためのお金も準備しておきましょう。また、引っ越し費用も必要です。特に引っ越し費用は時期によって金額が大きく変動します。引っ越す人が多い3月は通常料金の倍必要になることも珍しくありません。隣近所への粗品を配る場合は、その準備も必要です。

諸費用を節約するには?

こうした諸費用を抑えるにはどのような方法があるのでしょうか。まず火災保険のプランを見直すという方法があります。全額保証になるのはごく限られたケースのみ。いろいろな事態を想定することは重要ですが、オプションの付けすぎで高くなってしまうのを防ぎましょう。引越しを自分たちで行うというのも一案です。引っ越し代金は、時期の他に距離と荷物の量によっても変わります。長距離の場合は難しいですが、近場であれば自分たちで運べるものもあるでしょう。どうしても難しい大型の家具だけ運んでもらえるようにすれば、引っ越し代金を大きく節約することができます。

諸費用を頭に入れておこう

住宅を建てるための諸費用は、動くお金が大きい分高額になることが多いです。中には資金計画の見直しが必要になる人もいるでしょう。限られた費用で家を建てるには、後になって慌てないためにも入念な計画が欠かせません。注文住宅の場合、ローンに組み込めない費用が発生することもあるので、ある程度の自己資金を準備しておくと安心です。

 

-予算・お金について

執筆者:

関連記事

no image

2000万円の家の住宅ローン返済は可能?理想年収と資金計画のコツ

住宅情報誌を眺めて2000万円の素敵な家を発見したものの、自分はローンが組めるのかと心配になった経験はありませんか。どれぐらいの年収があれば2000万円の住宅ローンが組めるのでしょうか。理想年収やロー …