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2000万円の家の住宅ローン返済は可能?理想年収と資金計画のコツ

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住宅情報誌を眺めて2000万円の素敵な家を発見したものの、自分はローンが組めるのかと心配になった経験はありませんか。どれぐらいの年収があれば2000万円の住宅ローンが組めるのでしょうか。理想年収やローンの仕組みについて詳しく解説していきます。さらに、頭金など必要経費を計画的に貯めるコツについても触れていきますので、是非参考にしてみてください。

2000万円の家の住宅ローン返済

住宅ローンの仕組み

住宅ローンとは、住宅を購入するにあたって、銀行に融資をしてもらいます。銀行は、融資希望者に対して、どれぐらいのお金を融資することができるか審査し、その結果によって住宅ローンが組める最大額を算出します。住宅ローンは、長期間の返済を要する為、低金利なのが特徴です。例えば、銀行からお金を借りるとなった際にかかる金利というのが、4%~14%ぐらいです。消費者金融であれば、最大18%までの金利になるのですが、住宅ローンとしての金利は1%~2%程度です。キャンペーンなどの際には1%を割る金利を打ち出している銀行もあるのです。

住宅というのは土地や建物代を合算した金額での建売販売と、土地と建物が別の注文住宅があります。今回は2000万円の住宅をベースに考えていくので、建売販売として仮定していきます。建売販売で2000万円の住宅を購入する場合、2000万円を住宅ローンですべて借入すると、最低でも年収が400万円~500万円はないと難しいでしょう。

年収によって住宅ローンの融資額は異なる

住宅ローンでは、年収によって融資額というものが異なります。よく利用されているのが、「年収×4(もしくは5)=住宅ローン限度額」という計算式です。これに当てはめて考えると、400×4=1600万円もしくは400×5=2000万円となります。これは融資先の銀行によって多少定義が異なりますが、概ねこの計算式で大体の予想額を算出することが可能です。年収が高ければ高いほど、住宅ローンに対しての融資額はアップします。

ただ、ここで注意したいのが、購入者の年齢や住宅ローンの年数も関係しているというもの。40歳の人が35年のフルローンを組んだ場合、完済できるのが75歳となります。25歳の人が35年のフルローンを組んだ場合は60歳で完済できる予定です。この15年の差はとても大きいものです。例え年収がクリアしていても、完済するのが難しいと判断されると満額融資ができなくなることもあるのです。住宅ローンは若いうちに組んだ方が良いとされているのは、このような理由によるものと言われています。年収だけではなく、住宅ローンを申込みした時の年齢、ローン年数などもローンの融資額に影響することを覚えておきましょう。

2000万円の住宅ローンを組む場合、理想的な年収は600万円と言われています。上記で記載した計算ならば、2400万円~3000万円の融資額が見込めます。400万円~500万円の年収であっても住宅ローン自体は組めるかもしれませんが、やはり2000万円満額の融資は難しいと言わざるを得ません。場合によっては1500万円程度しか融資してもらうことができない可能性もあります。その点、年収600万円以上あれば、2000万円の融資はそう難しくないと言われています。現在、年収が600万円もないという人は、ローンの組み方を工夫する方法もありますし、頭金を用意することでローン金額を下げることも可能です。

住宅購入に向けて資金計画を始めよう

2000万円の住宅を購入する際にどれぐらいの資金があればスムーズに行くのでしょうか。頭金なしでも住宅購入ができる時代ではありますが、頭金があった方がローンが組みやすいというメリットもありますので、しっかりした資金計画を立てておくことをおすすめします。まず、頭金ですが、これは自分たちが用意できる金額で問題ありません。50万円であっても100万円であっても無いよりはマシと考えてください。ただし、購入後の生活が苦しくならないような資金計画を立てましょう。

住宅購入でかかる費用というのは住宅代だけではなく、団体信用生命保険の加入や仲介手数料、さらには固定資産税などの支払いにも必要となります。また、カーテンや家具など必要な家財道具も増える方が多いので、その分にかけるお金も必要となるでしょう。諸経費だけで100万円程度かかることがあり、これはローンに含めないことが多いようです。例えば、2000万円の住宅を購入した場合、諸経費や税金など込みで100万円かかるとします。全部で2100万円が必要となるものの、頭金300万円を入れたとして1800万円。住宅ローンは満額2000万円まで融資が可能だとしても1800万円の融資で済みます。

ただ、引越費用など後から必要となるお金もあることから、この場合ですと2000万円の満額融資をお願いした方がその後の生活が窮屈にならずに済むというメリットもあります。これは考え方の差なのですが、余裕を持ってマイホーム生活を始めるのか、それとも窮屈な生活を余儀なくされるのかはローンの組み方によって差が出てくるのです。余力があるのであれば問題ありませんが、もしそうではない場合は満額融資してもらうのも一つの手です。もちろん、融資額が増えれば月々の支払額も増えますし、総支払額も増えてしまいますが、これは繰り上げ返済などでカバーすることもできます。手元に残す現金がない資金計画はあまり好ましいとは言えませんので、住宅購入後の生活を考えた計画を立てましょう。

住宅購入後の生活も大切

住宅ローンを組む際の理想年収や必要経費についてお伝えしてきました。年収が高ければ高いほどローンの融資額というものはアップしていきます。年収が低めであっても、銀行によっては融資してくれる場合もありますが、無茶な組み方をしてしまうと後悔に繋がることもありますのでしっかり計画を立てましょう。購入後の生活を視野に入れて資金計画を立てることが大切です。

 

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